まんが甲子園本選出場30校が決定!

2009年6月27日

第18回まんが甲子園の予選作品審査が6月26日(金)に高知県庁で行なわれ、栄えある本選出場30校が決定しました。

今年は全国46都道府県から332校の応募があり、牧野圭一、Moo.念平、くさか里樹、ひのもとめぐる、半田国夫、岩神義宏、吉村 領(敬称略)の6名の審査員による審査の結果、本選出場校が下記のとおり選ばれました。

本選大会は、8月1日(土)〜2日(日)の2日間にわたり高知県(メイン会場:高知市文化プラザ「かるぽーと」/ 敗者復活戦会場:高知市帯屋町商店街「ひろめ市場」)で行なわれます。
本選出場30校の関係者の皆さま、おめでとうございました!本選大会での更なる活躍を期待しています。

なお本選出場校は決定しましたが、応援投票は7月17日まで受け付けています。一般ユーザーの応援投票により選ばれるWEB応援大賞は、予選審査とはまた違った意義を有します。全国のまんが甲子園ファンの皆さまからの応援投票、引き続きどうぞよろしくお願いします!

本選出場30校
北広島高校
(北海道)
テーマ:プロフェッショナル

青森戸山高校
(青森県)
テーマ:プロフェッショナル

黒石商業高校
(青森県)
テーマ:特効薬

盛岡第一高校
(岩手県)
テーマ:プロフェッショナル

土浦第一高校
(茨城県)
テーマ:特効薬

栃木高校
(栃木県)
テーマ:プロフェッショナル

栃木女子高校
(栃木県)
テーマ:プロフェッショナル

クラーク記念国際高校宇都宮キャンパス
(栃木県)
テーマ:特効薬

高崎東高校
(群馬県)
テーマ:プロフェッショナル

花咲徳栄高校
(埼玉県)
テーマ:プロフェッショナル

開智高校
(埼玉県)
テーマ:プロフェッショナル

聖徳大学附属高校
(千葉県)
テーマ:プロフェッショナル

日本大学第二高校
(東京都)
テーマ:プロフェッショナル

本郷高校
(東京都)
テーマ:プロフェッショナル

順天高校
(東京都)
テーマ:プロフェッショナル

希望ヶ丘高校
(神奈川県)
テーマ:プロフェッショナル

桐光学園高校
(神奈川県)
テーマ:特効薬

多治見西高校
(岐阜県)
テーマ:プロフェッショナル

伊東高校城ヶ崎分校
(静岡県)
テーマ:プロフェッショナル

明和高校
(愛知県)
テーマ:プロフェッショナル

岡崎高校
(愛知県)
テーマ:プロフェッショナル

京都芸術高校
(京都府)
テーマ:プロフェッショナル

益田永島学園 明誠高校
(島根県)
テーマ:プロフェッショナル

自彊高校
(広島県)
テーマ:プロフェッショナル

高知小津高校
(高知県)
テーマ:特効薬

室戸高校
(高知県)
テーマ:プロフェッショナル

岡豊高校
(高知県)
テーマ:プロフェッショナル

御船高校
(熊本県)
テーマ:特効薬

国東高校
(大分県)
テーマ:特効薬

那覇工業高校
(沖縄県)
テーマ:プロフェッショナル



予選審査員総評
牧野圭一 先生

右肩上り。それも急カーブで「一齣漫画」の理解が進んでいます。10数年の蓄積はこうした結果を生み出して当然とも思えるのですが、選考の現場はため息の連続です。
本当に甲、乙つけ難い作品が並んでいるのです。最終的には理屈抜きで笑えるもの、わかりやすいものが残るのですが、票が少ないものの中に、選考委員個々人の強い興味を引く作品があったりするので“ため息”の連発となるわけです。
選後の感想としては選外になってしまった作品も含め、様々なシーンで展示し、全体の高いレベルをアピールして行きたい。18年前の企画者の一人として、ほとんど“責任”があるのだぞ!と自分に言い聞かせる気持なのです。

くさか里樹 先生

ものすごく嬉しかったです!
雑に描かれたものが無い!
絵も文字も彩色も集中力を切らすことなく細部までていねいに仕上げられていました。
それだけで、作品の訴えかけてくる力が違うし、思いも伝わってきます。
だから、平均値がものすごく高かった。ほんとに「いったいどうなってるんだ!?」と 混乱するほど格段に上手くなっていましたね。
落としたくない高校もいっぱいありました。
反面、抜きん出た作品も無かったけれど、もうひと皮脱皮すればキラキラ輝く才能を発揮 できそうな可能性を感じる予選でした。
自分達の可能性を信じて、ガンバレ、ペン児たち!

Moo.念平 先生

☆「アイデアのかぶりが多すぎる!」・・・・・・は、毎回言ってるのに毎回全然減らないので、これに関しては言っても仕方の無い事の様なので、もう言わない事にします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・というのはウソじゃーっ!
アイデアがかぶるのは偶然なんかでは無い!「他の作品とは絶対違うものを!」という考えを放棄した事による必然なのだ!!目立とう、面白がらせよう、ビックリさせてやろう、見た事も無いものをみせてやろう、という作り手の一番のオイシイ部分を放棄するなんて何とモッタイナイ!MOTTAINAI(世界語)!!隣の席の友達に見せるのではなく、数えきれない多くの人達を楽しませようってんだ!真剣勝負といこうじゃねえか!!今回落選したチームは本選出場30作品を見て、自作品と何が違うかをものすごく考えてみよう。さあ、今すぐ!答えは全て作品の中にある!!
どうすればオリジナリティあふれるアイデアが生み出せるか。例えばネタを1つ思いついたら、それの幸せバージョンと最悪バージョンを考えてみる。
とことん考えぬく。生半可ではダメです。天国と地獄並の両極端を考えてみるのだ。「誇張」 は漫画の基本です。その限界を超えるイメージ「超誇張」をやるのだ。で、面白くなりそうな方を作品に仕上げる。
また、学校、街中、テレビの中、本の中にあふれる広告を見つめ、「オレだったらもっとこうする」「アタシなら逆にしてやる」等、プロの作品の自分のアレンジを考える。考えぬく! 毎回ちょっとずつ自分の発想の限界を超える様な試考の訓練を日課にしてみよう!それを続ける事によって必ず来年の「まんが甲子園」出場者となれるでしょう。
さあ、今日から!今この時から動き出せ♪

☆今日(6月26日)とびこんできた、マイケル・ジャクソンの悲報。彼の事を考える度に思う事、それは「個性とは磨き上げるものである。いかに良い素材であろうと、努力しなければ輝かない。」という事です。 光り輝く作品を作り上げよう!仲間と一緒に!!

ひのもとめぐる 先生

毎年、このまんが甲子園が「特効薬」になっているのですが、今年は薬というより毒?!
というくらい危機を感じる上手な作品が多かったです。1枚の紙で表現できる「情報量」というものがよく研究されている作品ばかりで、読みやすい・見やすい・解りやすい、という基礎ができているように感じました。
最近はインターネットなどが発達していて、1枚(ページ)で何かするということが身近になっているんでしょうね。1枚の中にもキャラ性やストーリー性を持つ、一歩先をいった、まるでプロのような技術のある作品が本選に残る・・・という結果になりました。
1作1作読みごたえのある予選でした。応募校の皆さん、おつかれさま!&ありがとうございました!!

半田国夫 先生

絵がうまいな〜とうなる作品やおもわず吹き出す作品など今年もバラエティにとんだ作品が集まっていて、観るのは楽しかったけど、いざ30校を選ぶとなるとつらかった。地域別では近畿地方の作品が少なく関東地方に面白い作品が多かったように思う。近畿の少なさはどうしたことだろう。
新型インフルエンザや元気のない阪神タイガースのせいではないと思うが、とても気になる。
例年作品内容がかぶることが多かったが今年は比較的少なかったように感じた。誰もが考えるアイデアでは本選出場はむつかしいと考えた結果かな。
今年も楽しい作品を描いて送っていただいてありがとうございます。本選出場校のみなさん8月1日会場でお会いしましょう。おしくも出場をのがした学校のみなさん来年また挑戦して下さい。 

岩神義宏 先生

今年は例年よりネタカブリが少なく審査も激戦で票も分れ出場校を決めるのが大変でした。1校ストーリーマンガを送ってくれた高校がありました。まんが甲子園の応募規定とはちがう作品なので、選外となってしまいましたが、作品はしっかりと見せていただきました。来年にキタイしてます。
特効薬とプロフェッショナルは、おおむね半々の応募で審査を楽しませていただきました。色々なプロフェッショナルやナルホドと感心する特効薬に出会うことができ、高校生の皆さんのすばらしい発想に脱帽です。おしくも本戦出場できなかった高校も力の差はほんの少しです。メゲずに来年の応募を待ってます。  

吉村領 まんが甲子園会長

「なんと!!もったいない!!なんと!!惜しい!!ぜひ高知に来ていただきたい技術を持ったチームが多数落選してしまう。この競争率の高さ!!」
「本当に熾烈な戦いでした!!キャラクターに力も入り、画面構成力も上がり、全体的に作品のレベルが高かったので、本当にむずかしい審査でした。最後の最後まで悩みぬき、「この中から30校しか勝ちぬけないなんて!!」とさけびながら審査しましたよ!!


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