ほんとうに・・・ソコでいいの?
天鏡藤奈
| 投稿日 | 2010/12/06 |
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| 最新更新日 | 2010/12/06 |
| 作家ポートフォリオ | 天鏡藤奈さんのポートフォリオ |
| ホームページ | http://www.geocities.jp/sisui_gof/ |
| 作品紹介 | <あらすじ> 同じパーティの魔法使いの女の子に告白した・・・までは良かったものの、 付き合う条件として突きつけられたのは、とあるボードゲームで彼女に勝つこと。 無冠の帝王とも称される彼女の実力に加え、不利な条件ばかりが揃う中、彼はそれまでの冒険で培った不屈の精神と勇気(無謀無策)でこの逆境を跳ね除けることにした。 彼女の一手一手に一喜一憂、さらに次の一手に苦心惨憺すること三日三晩。どうにかチェックメイトまで漕ぎ着けたが、いよいよ最後の一手を指そうとした刹那、彼女はフフッと小さな笑いを漏らした。 反射的に心臓が萎縮し、思わず手を止める彼。明らかに動揺が見て取れるその目を、彼女の怪しい眼光が容赦なく射抜く。 「ほんとうに・・・ソコでいいの?」 まさに駒を置く瞬間、彼は氷漬けにされたように自由を失った。 自信に満ちた眼差しを送り続ける彼女。大魔王が討伐者を見下すごとく威風堂々としたその態度は、彼の内に疑心の芽を息吹かせるには十分過ぎた。当然、あれよあれよという間に暗鬼の枝葉が広がっていく。 それまで彼女が他の者と対戦する様子を幾度となく見てきたこともあり、彼は彼女の考え方をある程度理解しているつもりでいた。だがここにきて思い返せば、不自然な点が幾つも浮かんでくる。 そもそも追い込まれているのに彼女は困った表情一つ浮かべていない。それに長考ばかりを繰り返している彼に比べ、彼女は殆ど思考に時間を費やしていない。 もしかしたら、気づいていないだけで自分自身も危ういところまで攻め込まれているのだろうか? ひょっとしたら自分には想像もできない奇策でドンデン返しが待っているのかも知れない? 伏兵? 挟撃? 裏切り? それとも一撃必殺の逆転劇? 所詮、実戦経験に莫大な開きのある彼女に、いいように手玉に取られていたに過ぎないのだろうか? しかし、不利な状況を相手に悟らせないための彼女のブラフかも知れない? 無数の可能性が渦巻き、疑念の花が次々と開いてゆく。 天高く輝いていた陽が傾き、水平線に消え、ついには真夜中に。 そして夜が更け、地平線が淡い光に包まれた頃・・・彼は・・・ |
| 作家コメント | ガラスの透明性、不気味な雰囲気、魔性、重々しい威圧感を重点的に出してみました(つもり)。 |
| キーワード・タグ | 女の子 オリジナル ファンタジー ツンデレ 透明 魔性 |
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