『チェンソーマン』二部が連載開始されてから数週間が経ちました。二部から追加されたキャラクターや設定に驚かされっぱなしです。
なかでも気になるのは『デビルハンター部』について。
デビルハンターといえば、一部にも個性的なキャラクター達が登場しましたが、ほとんどが大人でした。デビルハントという危険な仕事が果たして高校生にできるのでしょうか?
今回は謎多き『デビルハンター部』について考察していきます。
※『チェンソーマン』二部一話(98話)の情報をもとに記事を作成しています。
ネタバレが含まれますので、単行本派・アニメ化の方はご注意ください。
Contents
『デビルハンター』おさらい。悪魔と戦う危険な仕事だが…。
まずは、『チェンソーマン』一部にも登場した、『デビルハンター』についておさらいしていきましょう。
- 悪魔と戦う危険な仕事
- 高給
- 公安と民間のデビルハンターがいる
- デビルハンターの多くが強力な悪魔と契約している
- 高校生のデビルハンターで名前が明かされているのは吉田ヒロフミのみ
デビルハンターは、名前の通り悪魔を狩るのが仕事です。
一応“民間”という公安が相手するまでもない比較的弱い悪魔を相手にする職業もあるようですが、それでも悪魔に返り討ちにあう可能性はある仕事です。
それを高校生が何とかすることが果たしてできるのでしょうか?
高校生デビルハンター吉田ヒロフミおさらい。
作中には吉田ヒロフミという高校生のデビルハンターが登場していました、
しかし、彼は元最強のデビルハンター岸辺の知り合いであり、作中の描写から岸辺に鍛えられていることがわかります。(岸辺と吉田血縁者説があり、特徴的な格闘術が二人とも似ている。)
さらに、吉田ヒロフミは蛸の悪魔と契約しています。
蛸の悪魔はかなり優秀な悪魔で、攻撃、攪乱、補助と、攻撃一辺倒の他のほとんどの悪魔よりも強そうな印象です。
そして、他のデビルハンター達のように重たい契約の代償も払っているようには見えません。(寿命や排泄物のような外見ではわからない代償の可能性はあります。)
強力な師匠、強力な悪魔が味方の吉田ヒロフミは高校生といえど、立派なデビルハンターだと思います。
高校生には荷が重いのでは?デビルハンター部おさらい。
吉田ヒロフミのような人物がデビルハンターをやることはまだわかりますが、なぜ、よりによって普通の高校生がデビルハンターをやるのでしょうか?
まずは作中の描写を振り返っていきましょう。
- いかにもモブキャラっぽいデビルハンター部先輩方
- 頭に鉢巻
- 入部試験として悪魔を狩らなければならない
- 新学期でもないのに入部希望者が多い。
まだ『チェンソーマン』二部は始まったばかりなので謎は多いですが、今わかる情報から考察していきましょう。
先輩方の能力が気になるデビルハンター部。新高校生デビルハンターキャラに期待。
いかにもモブキャラっぽいデビルハンター部先輩方
上記でいかにもモブキャラっぽいデビルハンター部先輩方と書きましたが、彼らは少なくとも入部試験をクリアした人たちです。これから彼らの契約している悪魔なんかが明かされていくのかもしれません。
ただ、吉田ヒロフミよりは弱そう…。
頭に鉢巻
デビルハンター部員は頭に鉢巻を巻いており、団結力があるようにみえます。入部試験が三人一組での悪魔狩りであるように、もしかしたら独自の集団戦法によって悪魔と狩っているかもしれません。
入部試験として悪魔を狩らなければならない
一高校生の部活の入部試験にできるほど悪魔は世にあふれているのでしょうか?鶏の悪魔のように、たとえば“人参”や“ピーマン”など一部の人が嫌いなだけで悪魔になった雑魚悪魔を駆除するのが彼らの部活動なのかもしれません。
あの世界の高校生がやる悪魔狩りは美化活動くらいのニュアンスなのかもしれません。
ただ、そんな雑魚狩りのような退屈な作業をデンジはめんどくさがりそうです。もしかするとデビルハンター部員の中にも階級のようなものがあり、下級のものは雑魚狩り、上級のものは民間が相手にするような悪魔を狩っているかもしれません。
新学期でもないのに入部希望者が多い。
デビルハンター部の描写で個人的に一番気になったのが新学期でもないのに入部希望者が異様に多いところです。
悪魔退治は民間のように雑魚相手にしてたとしても稀に強い悪魔にあたってしまうことがあり、危険な職業です。
現実の自衛隊学校のようなデビルハンター養成学校とかならまだしも、普通の学校の生徒っぽい高校生達がなぜあんなに危険を冒したいのでしょうか?
考えられる可能性は2つ
- デビルハンター志望
- 内申点目的、報奨金目的
1のような将来デビルハンターになりたい高校生なら士気が高いのにも納得です。
あの世界では早川アキや三鷹アサのような親族を悪魔に殺された人たちも多いようなので、そういった生徒が高校生のうちからデビルハンターになりたいと思うのは自然だと思います。
そして、それに加えて、2の内申点目的、報奨金目的の生徒もいるのではないでしょうか。
デビルハンターは危険な仕事ですが、『チェンソーマン』の世界ではそこら辺にも悪魔がいるので需要は大いにあります。
ただ、やりたがる人が少ないので、民間も公安のデビルハンターも高給です。
民間、公安のデビルハンターだけでは倒しきれない悪魔をデビルハンター部が相手にしています。
いくら相手が弱い悪魔でも、デビルハンター部に入るだけで特別に内申点が追加されたり、活躍すると大学に推薦がもらえるという特典もありそうです。
さらに、現実でも外来種を捕獲すると報奨金が一部もらえる地域があるように、悪魔を倒すことで高校生でもお金がもらえるとしたら、腕に自信がある生徒は普通のバイトよりも、デビルハンター部に入りたいと思うのかもしれません。
いずれにせよ、これから登場するであろうデビルハンター部員に魅力的なキャラクターがいることに期待します。
デビルハンター部というものが他の高校にもあるとしたら、模擬戦闘をやったり、試合展開もあるかもしれません。
今のところ登場した先輩デビルハンター部員には魅力がなく、吉田ヒロフミと三鷹アサと組んだメガネっ子も早々に退場してしまいそうな雰囲気があり心配です。
これから描かれるデビルハンター部の活動が早く読みたいです。