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2009年5月13日
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【コミッカーズアートスタイル プロフィール】 プロとプロを目指す人のためのテクニック&ビジュアルマガジン。 業界最新ニュースや人気作家の独占インタビュー、漫画の描き方やストーリーの作り方、デジタル描画ソフトの使い方など、漫画制作者・イラストレーター必見の情報が満載。美術出版社より6・12月の年2回刊行。 【コミッカーズアートスタイル】 http://www.bijutsu.co.jp/bss/comickers 【美術出版社】 http://www.bijutsu.co.jp/bss |
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第6回 商業誌のできるまで(後編)
前回に引き続き、“商業誌のできるまで”をご紹介します。 5.印刷所入稿 デザイナーから上がってきたものを、印刷所に入稿します。このときに入稿するものは、デザイン組データ、画像データ、出力見本です。現在はどの出版社でも入稿はほぼデジタルデータで行います。出力見本は、データに間違いがあった場合などに印刷所がチェックできるようにつけます。また印刷所に指示を出したいときなども、そこに書き込んで入稿します。画像データは実データと呼ばれる、印刷に耐えうる高解像度データを使用し、写真やイラストなどのデジタルデータ化されていない紙原稿などはすべて「分解」「スキャニング」という作業を経て、印刷用のデータになります。 6.色校 画像の色味や文章の間違いをチェックするための、色校とよばれる、試し刷りをした出力見本紙(校正紙)が印刷所から出ます。今までは印刷所で入稿データをフィルムの版に焼いて、その版を印刷していましたが、最近ではデジタル化が進み、校正はAカラーと呼ばれる、デジタルプリンターで出力した用紙でチェックするケースも多くなっています。また、CTPといった、フィルムで版を作らず、直接データから印刷版を作る印刷所も増えています。デジタルはインクを使わないので、インクの乗り具合で色が変わることもなく、訂正の際のフィルム出力代も必要ないので、現在急速に普及しました。 7.下版 下版とは、校正とその直しが終わった刷版を、いよいよ本番の印刷機に回すことです。ここで、編集者の仕事は終了となります。 8.印刷・製本 印刷・製本の途中で刷りだしが届きます。ここで最終的に面付けや刷り間違いがないかをチェックします。 9.完成 1〜8までの行程を経て、ようやく本が完成します。雑誌の場合は発売日の2日前が納品日となり、単行本や書籍の場合は発売の2週間前が見本日といって、完成見本を何冊か刷って届けてくれます。これを取次などに渡して、書店に営業をかけていきます。単行本は、発売日ではなく、見本日を元にスケジュールが組まれているので、「発売日から逆算すると、まだ原稿を上げなくても大丈夫」とはくれぐれも思わないように。 次回は“原稿用紙の使い方(前編)”です。
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