松野胡桃

  • クリエイティブ属性:ライター
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  • 活動エリア大阪府・京都府

五十過ぎて、何て青い……。
いつまでも若くありたい未練たらしい小男なのだ。
でも、大人にしか分からない童話だってあるんだ。
 天国と地獄を見せてもらった男の話。
どちらも腕が曲がらないし、立てない。それでも、おなかはすく。みんなが向かい合わせに並べられてご馳走を目の前に置かれている。でも、フォークを口へ持っていけない。地獄ではその苦しみにみんな耐える続けている。
 天国もまったく同じ。同じなのに天国では笑い声に満ちている。ご馳走をすくったスプーンは向かいの人の口に運ばれていた。
 これは、見方を変えれば……なんてことがテーマでない。
天国にいける人は、きっと行く前から天国の人なのだ。
これを書いた異国の人は天才と思う。

松野胡桃のインフォメーション

が書けるようになるって難しいものですね。若い頃はどんな物語にしようかばかりを

考えていましたが、それはが書けないからストーリーに沿って人を動かそうとしていたからです。

はじめに人ありきが与えられた世界でどのように動くかが面白みだと思います。

読み手がストーリー至上主義なら、これは余分、あれを強調、などの感想が出てきますが、

自然と人を感じてもらうように書くと、実はすべてが必然として受け入れられるのでしょうね。

かと言って、この、人を書くこと、歳を取ってようやく何のことかが分かってきたのですが、

書けるようになった実感とはいつごろ得られるんでしょうねぇ。

 

歳を取っても、僕はやっぱり若い人を書いていたいと思います。

児童から結婚前くらいまでの年齢で。

でも、そこは大人目線というバックグランドからにじみ出るものを武器に、です。

大人の現実は自分が存在しているだけに魅力がないですね。

いつまでも学生気分が抜けない大人でいたいです。

泣いてほしいのでも、笑ってほしいのでもなく、三十年遅く生まれた人の感性が目覚めるような

書き物ができれば役割を果たせたと思えるのではないでしょうか。